ゴルフ初心者でも大丈夫!はじめての打ちっ放し【実践編】
前回は、打ちっ放しに行く際の持ち物や服装などの【準備編】を投稿しました。
今回の【実践編】では、当日の流れや打席の場所選びについてお伝えします。
打ちっ放しに向かう途中や、当日の朝にでも読んで頂ければ、嬉しく思います。
ぜひ参考になさってください。
はじめての打ちっ放し!当日の流れ
受付
練習場に到着したら、まずは受付です。
受付の近くに、ゴルフバッグ置き場が設置されている所もあるので、ゴルフクラブを持参される方は、利用すると良いでしょう。
受付では、場所によって異なりますが、多くは名前などの必要事項を記入し、打席料・ボール代や、クラブレンタル代を支払います。
初めての来場である事を伝えると、大抵の職員さんは、施設の案内や練習場のシステムについて、親切に教えてくれます。
恥ずかしがる必要はありませんので、不明な点はどんどん質問しましょう。
ボールの購入
打ちっ放しでは『○円で○球』と球数と料金が決まっている場合と、『○分打ち放題』と、制限時間で区切られている場合があります。
受付で確認しておくと良いでしょう。
ボール購入の仕方は、所定の位置(各打席や販売機の横など)に設置してあるカゴから自分で用意するタイプと、打席から自動でティーアップされるタイプがあります。
ちなみに、私が通っている所では…。
①打席に設置してあるカゴを持ち…
②ボール自動販売機にセットしてお金を入れると…
③ボールがゴロゴロと出てくる。
という流れです。
注意点として、
•ボールが出てくる所にカゴを置かないと、ボールが散らばってしまう。
•500円で購入できるが、1000円札を入れると自動で倍の球数となる。(お釣りが出ない)
この2点です。
打席選び
受付で決められる場合と、自分で自由に決められる場合があります。
自分で決められる場合、初心者だとどこを選べば良いか迷ってしまうかと思いますので、それぞれの特徴をまとめてみました。
■1階か2階か
1階打席は、自分がボールを打つ位置とボールの着地点が同じ高さにある為、距離感の確認に適しています。
しかし、練習場によっては、打席が芝生よりも若干低くなっており、打ち上げる癖がついてしまうので注意が必要です。
2階打席はボールの着地点まで目視できるので、打球の軌道の確認に適しています。
また、視界が良いので、打っていて気持ち良いです。
しかし、打ち下ろしになる為、距離感が掴みにくいのがデメリットです。
1球あたりの料金は2階の方が安い傾向にあり、「たくさん球数を打ちたい」と考えているゴルファーにはオススメです。
■右側か左側か
「ネットを避けて打ちたい」と言う心理が働く為、一般的には、右側の打席なら左方向への、左側の打席なら右方向へ打出しになりやすくなると言われています。
しかし、自分の体の背中側に目標を置くと、上半身が開きやすくなってしまうと言われている為、初心者は真ん中よりも左側の打席を選ぶようにすると、体の開きが抑えられます。
また、ゴルファーの殆どが右打ちのですので、右側を向いています。
その為、左側の打席を選べば他人の視線が少なくなります。
ただし、『シャンク』というミスショットに注意しなければなりません。
シャンクとは、クラブのフェース(本来ボールを捉える面)ではなく、軸に当たってしまい、打った瞬間から打球が大きく右方向に行ってしまうことです。
左側の打席に立ってシャンクしてしまうと、自分よりも右側のプレイヤーを驚かせてしまいます。
私が通っている打ちっ放しの一番右側の打席です。シャンクによって当たってしまったと思われるボールの痕があります。
真横に飛んでしまう事は殆どありませんが、心配な方は一番右の打席にすれば、人に当たる可能性はなくなります。
練習開始
私の友人に、
「ラウンドに出たら1打目はドライバーを打つから、練習場でも同じようにドライバーから打つ!」
と言う持論を打ち出している者がいましたが、一般的には、AW(アプローチウェッジ)やPW(ピッチングウェッジ)、または8番9番アイアンなどの短いクラブを使用し、軽く振る練習から行うのが良いとされています。
腰の高さ程のテイクバックに抑え、フォロースルーも腰の高さ程度まで行う事により、スイングの軌道が安定し、芯に当てる感覚が養えます。
初心者はまず、この練習からスタートしてみましょう。
私もこの練習に取り組んでいるので、後日、その様子をアップしたいと思います。
片付け
練習を終えたら片付けです。
打席の周囲は、来た時と同じように戻しましょう。
後精算やクラブ返却の場合には、受付で手続きをして、終了となります。
打ちっ放しで、やってはいけない事
打ちっ放しには、注意事項や禁止事項が壁紙などで明記されている場合がありますが、その代表的なものについて、お伝えします。
■打席以外での素振り
通路や、他の人の打席で素振りをすると、誰かに当たってしまう危険があるので絶対にやめましょう。
■プレイヤー以外の、打席への立ち入り
「同伴者に教えたい・教わりたい」と考える方も多いでしょうが、打席に二人で入るのは危険なのはもちろんのこと、ティーチングプロによる指導を行なっている打ちっ放しもありますので、業務の妨げになってしまいます。
■フェアウェイへの立ち入り
【準備編】でも触れましたが、クラブが手からスッポ抜けた場合や、ボール上部をかするように打ちチョロチョロと転がる、いわゆる『チョロボール』を取りに行くのは危険なので止めましょう。
■おしぼりでクラブを拭く
大抵の打ちっ放しには、手拭き用のおしぼりが設置されていますが、それでクラブなどを拭くのはマナー違反となります。
引用元:公益社団法人全日本ゴルフ練習場連盟HP
いかがでしたか?
マナーを守りながら、楽しく有意義な練習にしてください!