初心者向けのクラブとは?ゴルフクラブの種類をご紹介!
最初に投稿した自己紹介でもお伝えしましたが、私がゴルフを始めるきっかけとなったのが、担当している患者様からクラブ一式を頂いた事です。
買い替えたり、新しいクラブを足したりする予定は今のところありませんが、ゴルフを始めたことで道具にも興味が出てきて、ウィンドウショッピングにも出掛けるようになりました(笑)
そこで今回は、ゴルフクラブについての基本的な情報をまとめてみました。
どんなクラブを購入しようか迷っているあなた!
ぜひ参考になさってください。
ゴルフクラブの種類を知ろう!
コースをラウンドする際に使用できるクラブは14本以内と、ルールで決まっています。
どんな組み合わせを選ぶかはプレイヤーの自由となりますが、各クラブの特性をご紹介します。
■ウッド
最も多く使われるのは『ドライバー』と呼ばれる1番ウッドです。
その他には、『フェアウェイウッド』と呼ばれるクラブがあり、ドライバーを小さくしたような形状をしています。
ドライバーは、各ホールの最初に使う事が多く、ティーアップして打つ事を前提に作られています。
それに対してフェアウェイウッドは、地面に置いてあるボールを打つ事を目的に設計されており、主にセカンドショット以降で、距離を出したい時に使用されていますが、1打目でドライバーほど距離を出す必要がない時や、狭いホールで打球を曲げたくない時にも使われます。
チタン等の金属類で作られていますが、昔はパーシモン(柿)という木材で作られていた為、その名残でウッドと呼ばれています。
私も今回、初めて知った事なのですが、1番ウッドに『ドライバー』と言う名前があるのと同様、フェアウェイウッドにも、2番『ブラッシー』、3番『スプーン』、4番『バフィ』、5番『クリーク』と、それぞれに名称があるそうです。
初心者向けとしては、ボールに当たりやすいようヘッドが大きく、打球に角度がつきやすいように『ロフト角』と呼ばれるフェースの向きの角度が大きい物を選ぶのがオススメです。
シャフト(黄色)とフェース(赤)のラインでできる角度をロフト角と言います。
この角度が大きいほど、打球に角度がつきやすくなります。
■アイアン
主に2打目以降に使われるクラブで、クラブの番手によって、長さやロフト角が変わり、それによって飛距離の差が生まれます。
アイアンは、以下の4種類に分類されます。
•ロングアイアン(1〜3番)
•ミドルアイアン(4〜6番)
•ショートアイアン(7〜9番)
•ウェッジ(ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジ)
初心者向けとしてオススメなのは、ヘッドが大きくてソール幅の広い『キャビティ』と呼ばれる形状のモデルです。
私の持っているアイアンもキャビティという形でした。
フェースの裏側をくり抜き、くり抜いた分の重量をヘッドの外側に配置することにより、芯を外した時のヘッドのブレを抑えられるように設計されているそうです。
■ユーティリティ
『ハイブリッド』、『レスキュー』とも呼ばれており、アイアンとフェアウェイウッドの中間の性能を持ったクラブです。
形状は、アイアン型とウッド型の2種類があり、それぞれの形に近くなっています。
ウッドよりも球を捉えやすく、アイアンよりも打球が上がりやすいという特徴があり、ロングアイアンの代わりとして使われています。
■パター
グリーン上でボールを転がし、カップに入れる役割で、グリーン上ではパター以外のクラブを使用することが禁止されているゴルフ場もありますので、絶対に必要なクラブです。
形状や材質には様々な物がありますが、初心者向けの物としてポイントは4つです。
•ヘッドの形状は『ピン型』か『マレット型』
ピン型は面長な形状の為、ターゲットを捉えやすく、マレット型はかまぼこのような形状で、まっすぐ打ちやすいのが特徴です。
•ネックの形状
ネックとは、シャフトとヘッドを繋ぐ部分のことで、『ベントネック』、『クランクネック』、『センターシャフト』の3種類があります。
パターの構えをしたときに、両足の中央寄りにボールをセットする人にはクランクネック、左足寄りにセットする人にはセンターシャフト、その中間はベントネックが向いていると言われており、初心者は中央にセットした方が確率が上がるので、クランクネックが向いていると言えるでしょう。
私の持っているパターは、ピン型のクランクネック。初心者向けの物でした。
•重さ
初心者の場合には、重みのあるパターを選んだ方が、ブレることなく、安定して打ち出すことができます。
•シャフトの長さ
構えたときに、目の真下にボールが来る長さがちょうど良いと言われています。
身長や手足の長さのバランスによって個人差があるので、試し打ちをして決めると良いでしょう。
シャフトの硬さを選ぼう
ゴルフクラブのシャフトとは、グリップとヘッドを繋ぐ"棒"の部分です。
このシャフトには、『フレックス』と呼ばれる、硬さを表す呼び名があります。
たとえば、スイングのヘッドスピードが速いゴルファーが柔らかいシャフトのクラブを使用すると、シャフトがしなりすぎてしまい、タイミングが合わずボールに上手く力を伝えられないことがあります。
その反対に、ヘッドスピードの遅い初心者や、筋力の弱いゴルファーがシャフトの硬いクラブを使うと、しなりを使えずに飛距離を出しにくくなってしまいます。
硬い順から X→S→SR→R→A→L となっており、シャフトに記載されていることが多いです。
• X(エキストラ)
ハードヒッター向き。更に硬い表記としてXX(ダブルエックス)やXXX(トリプルエックス)もある。
目安となるヘッドスピードは46〜50m/s以上
• S(スティッフ)
力のある男性向き。
目安となるヘッドスピードは42〜50m/s以下
• SR(スティッフレギュラー)
SとRの中間の硬さ。
目安となるヘッドスピードは40〜43m/s
• R(レギュラー)
一般男性や初心者向き。
目安となるヘッドスピードは38〜40m/s
更に柔らかい表記としてR2もある。
• A(アベレージ)
レディースモデルのシャフトに多く使われ、少し力のある女性向け。
目安となるヘッドスピードは、R2と同等で、32〜36m/s
• L(レディース)
一般的な女性向け。
目安となるヘッドスピードは28〜34m/s
一般的には、ヘッドスピードが速い人ほど硬いシャフトを使用しますが、シャフトの材質やスイングの特徴によっても感じ方が変わります。
また、上達するに従ってヘッドスピードも向上しますので、買い替える事を前提とするのであれば柔らかめの物を選ぶと良いでしょう。
まとめ
■ラウンドでは14本までクラブを使用できるが、最初から全てを揃える必要はない。
ドライバー、フェアウェイウッドもしくはユーティリティ、4~9番アイアン・ウェッジ、パターで合計12本程度があれば、初心者としては十分。
■ウッドはヘッドの大きい物、アイアンは『キャビティ』と呼ばれる形状の物、パターはクランクネックの『ピン型』もしくは『マレット型』が初心者向きと言える。
■複数本のクラブを使い分ける意義は、『同じ感覚で振って、飛距離の差を出す』こと。
よって、全てのクラブを違和感なく振るためには、最初は同じシリーズの物で揃えるのがベター。
■シャフトの硬さも様々な種類がある。買い換えることを前提とするなら、最初は柔らかめの物を選ぶと飛距離が出やすい。
いかがでしたか?
まだまだ奥が深いゴルフクラブの世界ですが、私自身もいつか買い替える日までに、自分に合った1本を見つけられるよう、日々勉強したいと思います♪