ゴルフのコースデビュー前に最も適した練習とは!?ショートコースに行ってみよう!
打ちっ放しで練習を重ね、ゴルフ道具を揃えて、ルール・マナーを勉強したら、次はいよいよコースデビューですね♪
しかし、
「まだ本格的にコースに出るのは不安だ。」
と言う方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、コースデビュー前のリハーサルとしての位置付けに最も適した"ショートコース"についてご紹介します。
ショートコースとは?
ショートコースとはその名の通り、距離の短い小さなゴルフ場で、日本特有のコースです。
通常のゴルフ場では18ホール回るのに対し、ショートコースでは9ホールと少なく、各ホールも短く設計されています。
コースは短く設計されている為、アイアンを使う場合が多いのですが、ドライバーを使用できるホールも用意されています。
また、距離は短くても、池やバンカーなどコースレイアウトも工夫されており、本コースと同様に芝からのショットを行う為、ゴルフの醍醐味は十分に味わう事ができるのです。
初心者のコースデビュー前のリハーサルから、上級者の実戦練習まで、数多くのゴルファーに利用されています。
本コースとの違いは?
基本的なルールやマナーは同じですが、所要時間やコースの距離が大きく異なります。
ホール数・規定打数
本コースでは通常、パー3が4ホール・パー4が10ホール・パー5が4ホールの、計18ホール72打となっています。
一方ショートコースでは、主にパー3のコースで構成されており、9ホールで30〜36打ほどの規定打数となっています。
ゴルフ場によっては、追加料金にて、更に9ホール回る事も可能です。
所要時間
本コースでは一般的に、1〜9ホールのハーフを2時間〜2時間15分程度で回り、1時間程度の昼食を挟んだ後に後半10〜18ホールのラウンドを開始します。
その為、全てのラウンドを終えるのに5時間程度は掛かってしまいますが、ショートコースでは1.5〜2時間程度で回り切ることができます。
料金
ゴルフ場の場所やプラン内容によっても異なりますが、本コースでは7,000円程度〜となります。
一方ショートコースでは2,000円程度〜の、リーズナブルな料金設定となっています。
プレー中の移動
本コースでは一般的に、カートに乗って移動しますが、ショートコースではカートに乗らずに、手押しの車にキャディーバッグを設置して歩いて移動する場合が多いです。
ドレスコード
ゴルフ場によって異なりますが、ショートコースの方が緩い傾向にあります。
ただし、いずれもサンダルやジーンズ、露出の多い服装は避けましょう。
コースデビューに向けて意識する事
せっかくショートコースでリハーサルを行うのですから、プレーするだけで満足せずに、本コースデビューに向けて次の事を意識すると良いでしょう。
持ち物の確認
プレー中に必要な物は、本コースと変わりません。ショートコースからそのままの持ち物・格好で、本コースに出ても困らないかの確認をしておくと良いでしょう。
こちらの記事もご参照ください。
番手選び
人によって、振りやすいクラブの番手というのがあります。
•自分がどのクラブを選べばナイスショットになりやすいか?
•自分が選んだクラブでの平均飛距離はどのくらいか?
などを意識する事で、本コースでも迷わずに番手選びができます。
ライの状況による打ち方
ライとは、ボールがある場所の状態の事を指します。練習場では主に人工芝のみですが、ショートコースではフェアウェイ・ラフ・バンカーや、傾斜などもあります。
ライの状況による打ち方の違いも体験しておくと良いでしょう。
マナーの実践
ショートコースと言えども、プレー中のマナーは本コースと同じです。
あらかじめ勉強してきたマナーを実践しておくと、本コースで迷ってしまう事は少なくなります。
マナーについては、こちらの記事も参考になさってください。
スコアの付け方
本コースでの規定打数は72ですが、初心者の場合にはそれを大きく上回ってしまい、更にペナルティーも加わることによって、自分がどれだけの打数を要しているのか判らなくなってしまう事があります。
ショートコースの少ない打数から、スコアを付けながらプレーすることに慣れておくと良いでしょう。
いかがでしたか?
ショートコースで経験を積むことによって、コースデビューした時に戸惑うことなく、プレーに集中できるようになりますので、ぜひ参考になさってください。