「ゴルフのスコアは金で買え」!?
私の大学時代の友人が、職場の上司からこう言われたそうです。
ゴルフではよく言われている格言のようで、読者の皆様の中にも、このセリフを聞いた事があるという方はいらっしゃるかと思います。
良い道具を買って、レッスンに通い、頻繁にラウンドに行く…。
ゴルフの為に、より多くのお金と時間を掛けることで上達が早まるのは間違いないでしょう。
しかし、やみくもにお金をかければ良いという事でもありません。
今回は、『道具(クラブ)』『レッスン(練習方法)』『ラウンド』について、どのようにお金を掛けるのが良いのか、私なりの考えを書き留めてみたいと思います。
クラブにお金を掛けるべき?
人によって考え方は異なりますが、安い物を買うと、辞めるハードルが下がるのは間違いないでしょう。
ちなみに現在私が使用しているクラブは、80歳の男性から譲り受けた物なので、クラブにはまだ1円も掛けていません(笑)
身長は私とほぼ同じなので問題なく振れますが、一昔前のクラブなので、最近のものと見比べると一目瞭然です。
右が私のクラブ、左が練習場にあったレンタルクラブです。
この2本、どちらもドライバーなのですが、ヘッドの大きさが全然ちがいます。
これだけフェース面が大きければ、空振りの心配もありません。
なによりヘッドが返りやすく、打球が全然スライスしませんでした。
打っていて、すごく気持ち良い…。
正直、買い替えたくなりました。
しかし、「弘法筆を選ばず」という言葉もあります。
今のクラブを使いこなせれば、もっと上達しているはず!
と信じて、その衝動をグッと我慢します。
もう一点、初心者のうちはスイングは変化するので、ある程度まで上達して、スイングが安定してからの方が、自分に合った物を選ぶ基準ができるのではないかと考えています。
結論として、私は次に買うときには、良い物を買う!
と決めました。
レッスンにお金を掛けるべき?
プロに見てもらった方が上達の近道である事は、間違いありません。
しかし、レッスンを受けられる回数や期間には多くの場合、限りがあります。
では、どのタイミングでレッスンを受ければ良いのでしょう?
「我流で練習して変な癖がついてしまう前に、プロに見てもらった方が良い。」
という話を聞いた事があります。
これもひとつの正解かと思いますが、私の考えでは、「上達の停滞期に、プロの力に頼る。」です。
たとえば、ゴルフ未経験者の技術を0、プロゴルファーの技術を10として、0から1に引き上げるよりも7から8に引き上げる方が、難易度は上がります。
また、最近は無料動画サイトでプロのスイングや理論など様々な情報を得ることもできます。
更に、スマホカメラが高性能になったことによって、スロー動画も鮮明に撮れます。
これらの要素から、たとえ我流でも、昔に比べると技術習得に有利となっているのではないでしょうか?
友人や先輩に教わる事はありますが、私はまだレッスンには通っていません。
最初に目標として掲げた『5ラウンドもしくは1年以内にスコア100を切る』という目標を達成できなければ、プロの力に頼ろうかと考えています。
ちなみに現在は、発泡スチロールのボールをカゴに入れる自宅練習に注力しています。
貰い物と家にある物なので、費用は0円です(笑)
ラウンドにお金をかけるべき?
ラウンドに行く頻度は、多ければ多いほど上達も早まるでしょう。
しかし、やはり大切なのはラウンドに行く『回数』よりも『質』です。
ただその場を楽しむだけではなく、スコアをつけ、どんなショットでミスが出たのかを反省し、それを補う練習を繰り返しましょう。
また、地方のコースに出たり、平日や早朝の時間帯を選んだりする事で、ラウンド代の節約にもなります。
私の場合は、家から車で45分圏内にショートコースがあるので、主にそこのナイターを利用しています。
まとめ
ゴルフ上達の為には、お金をたくさん掛ければ有利になる事は間違いありません。
しかし、お金を掛けなくてもできる事はたくさんあります。
自分で考え、工夫して取り組むことで、より質の高い練習に繋がるのではないかと考えています。
私は、時間はかけてもできるだけお金を掛けずに上達したいと考えていますので、スコア100切りを達成した暁には、それまでに掛かった大まかな予算を発表したいと思います。