ゴルフ初心者が最初に行なうべき練習法！『ビジネスゾーン』とは！？
以前投稿した記事の中で、「練習場に行ったら、いきなりドライバーを振り回すのではなく、PW(ピッチングウェッジ)やAW(アプローチウェッジ)を使い、軽く振る練習から始めるのがオススメです。」
という内容をお伝えしました。
t-hacchi.hatenablog.com
今回は『ビジネスゾーン』と呼ばれる、その練習方法について、もう少し深く掘り下げて行きたいと思います。
•どんな練習が効果的なのか分からない。
•ゴルフを始めてみたけど、なかなか芯に当たらない。
と言うあなた！ぜひ参考になさってください。
併せて、私自身の練習動画もご覧いただければ幸いです。
ビジネスゾーンとは
ビジネスゾーンとは、スイングの中での腰から腰までの範囲のことを指します。
ゴルフのスイングでは、インパクトが最も重要です。
その前後の動作を繰り返し練習して体に覚え込ませることにより、フルスイングをした時にも、安定したショットを打てるようになります。
ビジネスゾーンと呼ばれる由来は、この練習をたくさん行なう事により、ゴルフが上達し、ツアープロが賞金を稼げるようになると言う所からです。
ビジネスゾーンの練習方法
ビジネスゾーンの練習では、『フルスイングをした時に、インパクト付近を安定させる』と言う目的がある為、ただ単に腰から腰まで振れば良いというものではありません。
そこで、注意すべき5つの点について、まとめてみました。
■腰は左右に30°程度、捻る
スイングには腰の回転が必要です。軽く振るからと言って、手打ちになってしまわないように気をつけなければなりません。
テイクバックでは右側に、フォロースルーでは左側に約30°腰を捻り、全身を連動させながらスイングします。
■テイクバックでのフェースの向き
ゴルフのアドレス(構え)では、股関節を屈曲させ、骨盤ごと上体を前傾させます。
クラブのフェースの向きが、地面と垂直(黄色の線)から、その上体の前傾角度と平行(赤の線)の中に収まるように、テイクバックを取ります。
テイクバックの時点で、フェースが開いて(上を向く)しまうと、スイングがアウトサイドインになり、また、インパクトでも開きやすくなってしまう為、スライスの原因となります。
■テイクバックでのフェースの位置
カメラアングルが若干低いこともありますが、写真の状態より少しフェースを下げた方が望ましいです。
真後ろから見た時に、手とフェースが重なるようにテイクバックを取りましょう。
真っ直ぐな打球を身につける為には特に、フェースが前後にズレないように気をつけましょう。
■左肘は伸ばす
両肩・左右の手で、胸の前で三角形を作ります。
テイクバックからフォロースルーまで、この三角形を出来るだけ崩さないようにスイングしましょう。
これにより体幹と腕との連動が取れ、脊椎の捻りでテイクバックを取る事ができるようになります。
すると、手打ちになる事を防げるようになり、打球が安定するそうです。
■手元は最小限、ヘッドは最大限
グリップエンドを支点として、振り子のような動きをすることにより、クラブのヘッドを最大限加速させられます。
また、手元を大きく動かす必要がなくなる為、ショットが安定します。
実際にやってみた感想
練習動画をご覧ください。
横から見た映像です。
腰から腰までを意識したつもりでしたが、テイクバック・フォロースルー共に、自分で思ったよりも高く上がってしまっています。
テイクバックでは、手の位置は腰の高さですが、手首をコックさせており、ヘッド部分は肩の高さ程まで上がっていました。
フォロースルーでは、手も肩の高さ程に上がっており、力んで振りに行っている証拠ではないかと考えられます。
また、フォロースルーを上方ではなく背中側に取っている事、そして後方重心である事が、『野球っぽい』スイングの要因なのではないかと思われます。
続いて、真後ろからの動画をご覧ください。
左手前の、オレンジのフラッグを狙って打っています。
空振りや明確な打ち損じは減ってきましたが、まだまだ打ち出しの高さや方向にばらつきが見受けられます。
今回はPW(ピッチングウェッジ)を使用しています。
自分で思っていたよりも更に小さい動作でも良さそうだと感じました。
まずはテイクバックとフォロースルーの高さを一定にすること。そして、慣れてきたら、他のクラブでも同じようなショットを打てるように練習を積み重ねて行きたいと思いました。
いかがでしたか？
ゴルフに限らず、全てのスポーツでは基本が一番大事です！
『ビジネスゾーン』
もう少し突き詰めて、上達した頃にまた動画をアップしたいと思います。
地味な練習ですが、皆様もぜひ一緒に頑張りましょう♪
皆様のスコアアップに少しでも、役立てられれば幸いです。
